偶然のような必然の時間
そういう瞬間は全く想定していないときにひょっこりとやってくる。
9月29日。復学後最初の授業に出席してきました。
3年間何度も何度も履修しようと試みて、
その度に選外にされてしまった講義。
「生活の中のウォーキング 応用」
早大生の投票により、全講義中楽単第3位に輝いています。
「歩数を測るだけで単位がもらえる」
「先生のコメントに癒される」
「こんな授業があっていいのか」
絶賛の声が殺到している講義です。
今日の午後から始まる授業だったのですが、
友達と吉野家でキムチカルビ牛丼を食べて、お昼には大学に到着。
そのあと早稲田キャンパスで1番美しいと名高い7号館のトイレで、インスタグラムを眺めていたら、島根に転勤になった先輩が早稲田で大隈先生とツーショットをしているストーリーが!!!
島根の男になったはずの先輩。トイレの中で電話をしたら即座に会うことに。なんという偶然。
早稲田大学南門の前にある老舗の喫茶店、プランタンでコーヒーを啜ります。
すると隣の席にいたのが、ミャンマーに留学する前に一度お会いしてもう一回お話ししたいと思っていた学部の先輩。また偶然。
そのまま流れで夜ご飯もその先輩と一緒に行くことに。
中華をご馳走してくれて帰り際に、先輩が僕に向かって一言、
「今日は初めて話せてよかった。偶然のような必然の時間だったと思います。」
惚れました。(嘘)
だけれど、なんだか不思議とかっこよくて、惹かれる言葉でした。迷わずブログのタイトルに採用。
誰か素敵な人とたまたま出会ったとき。
こういうスタンスでその出会いをたのしみながら、人との関係を深くしていくことができたら良いな、と家路につきながら考えていました。
それは旅先でも日常生活の中でも同じことで、思いがけず産まれるそんな一瞬を楽しんで大切にしていきたいなと思わせてくれた言葉。これは良い。
そして何より、こんな言葉を紡げるのは素敵だな、と
こういうのを毎日の中で見つけられたらまた書いていこうかなと思います。
おしまい
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(おまけ1)
先輩が早稲田で運営されている授業が「たくましい知性を鍛える」(通称大隈塾)です。
各界で活躍するリーダーをゲストスピーカーに据え、毎回議論とワークショップ通じて日本の未来を考えるワセダで1番熱い講義とのこと。
早稲田生はぜひ!
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(おまけ2)
巷では似た概念で偶発性理論(Planned Happenstance Theory)というものがあるらしい。ほえー。
ぷらんどはっぷんすたんすせおりー
って平仮名にするとなんだか可愛くない?俺だけ?